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旅人・びらたまの日々の出来事、感じたことを綴り、思考の整理と共感してくれる方を励みに書き続けるブログです。

千葉県いすみ市の平和道場に行ってきたよ

どーも、びらたまです。

今回、千葉県いすみ市にある「パーマカルチャーと平和道場」に行ってきたので、

ブログに書きまーす。

 

 

パーマカルチャーについて

「パーマカルチャー」と聞いてもたぶん頭のなかに「???」とイメージできないひと多いとおもいます。ぼくも初めて聞いたときは『パーマって髪型のこと?』と思ったくらいなので。

 

「パーマカルチャー」とはどーゆうものなのか、調べてみました。

 

 

ーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。

この言葉は、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語です。


パーマカルチャーの祖、ビル・モリソンは、パーマカルチャーの目的を「地球を森で覆い尽くす」ことと言った。

人類が永久に存在し続けるために、農薬などで土地を痛めることなく、自然の恩恵を最大限に受けることに注力していく時代となりつつある。

パーマカルチャーは、伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った『耕された生態系』を作り出すとともに、人間の精神や、社会構造をも包括した『永続する文化』をかたちづくる手法である。

パーマカルチャーとはより引用

 

んーなるほど!要するに僕らが死んでもこの先ずっと、自然と人が共生していく暮らし。

 

現代の「消費」だけの生活ではなく、すべてのものが「循環」していく暮らし・すべてのものが「自然に還る」暮らしを言っているのかな、

 

にしてもビジョンが壮大だな!

僕としては自然の中で生きていきたいので、とても気になる考え方だ!

 

消費ばっかりの現代社会が続いたらどっかで人間が生活できなくなる可能性が出てくるというのは漠然と思っていたから。

 

人がこの先も生き続けるためには必要な考え方のように思える。

 

「パーマカルチャー」の意味が少しわかったところで実際どういうものなのか、見に行ってきました!

 

 

平和道場について

 

平和道場には、JR長者町駅から徒歩10分、駐車場があるので、車でも大丈夫です。

ちなみにぼくは、車で行きました。 

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上の看板が出てきたらすぐそこです。

 

 

道場のなかは・・・

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こんな感じです。昔ながらの古民家です。この古民家は昔から親戚、身内などを呼んで賑わっていたそうです。土壁を塗ったりしてそのまま利用しています。今後も改装していくとのこと。ソーヤー海さん曰く、「土壁を塗ったり、木の板の張り替えって難しいそうに見えるけど、やろうと思えばだれでもできるから自信持ってやって欲しいしやったらすごく楽しい。」と話されていました。

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この土壁は、3回ほど塗って乾燥させてるところみたいです 

 

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平和道場には、普通のトイレ(水洗トイレ)はなく、コンポストイレがあります。ちなみにコンポストイレは、微生物などが尿や便を媒介して肥料にしてくれるトイレ。別名『バイオトイレ』といわれてるそうです。

 

昔でいう、ぼっとん便所っていったらわかりやすいですかね。

 

 

もともと、江戸時代から明治頃までは尿や便は、貴重な肥料として取引されていました。そこでは、生産→消費→排出という物質循環ができていました。そしていまふたたびこの仕組みが注目されています。

 

今回、話していただいたマットさんの住んでいるアメリカ・ポートランドでもコンポストイレは、シティで使われているそうなので、どこでも設置が可能。

 

ちなみに臭いは、そこまでありませんでした。

 

いまは、不快なものとして扱われているけど、僕たちのエネルギーになるのだなと。土の肥料となり、それで作物を育て、人が食すと考えれば、循環していることを認識すれば、そこまで忌み嫌われるものでもないなーと思いました。

 

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肥料にするために落ち葉をためています。

 

 

 

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風通しを良くするために竹を切ったそうです。ちなみに中途半端に切っているのは、この高さで切ると竹がこれ以上伸びないそうです

 

 

 

 

ワークショップ始まります!!

 

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 マットさんの住んでいるポートランドでの活動をプレゼンしてもらいました。

とく印象に残っているのは、交差点に住民達でペンキで絵を描いたり、そのそばに無料のティーが飲める施設を作ったりなど人が集まる場所に変えたという話です。施設も自然に配慮してその気候や風土にあった素材を使って建てたとのことでした。

 

 

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お昼は、みんなで持ち寄って(ポットラック)食べました。一人じゃこんなに作れないからたくさんの料理が食べれたこと、いろいろな方とお話ができたので楽しかったです。

 

 

 

 

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最後は、みんなで周辺から落ちてる葉っぱや木、石などを集めて曼荼羅をつくりました。

そのまわりで『発酵音頭』なる踊りをしました。最初は頭が『???』でしたが、やっていくうちに周りの一体感とみんなの笑顔、身体を動かすことも相まって楽しかったです。

 

 

以上、平和道場で開催されたワークショップでした。

 

 

 

 

感想

率直にとても楽しい1日を過ごしました。自分自身、若干人見知りというか、人と接するのが苦手なんですが、最後の踊りなんかは、人と接することのあたたかさを再度知ることができました。

 

まだまだ、書くことはたくさんあるんですが、うまく伝えきれてないんですが、なので一度来て見て体験してほしいなと思います。

 

ちなみにこのワークショップは、ドネーション(寄付)です。ぼくは、少しですが今後も活動してほしいということでドネーションしました。

 

随時、ワークショップが開催されるということなので、

みなさんも一度「パーマカルチャー」を知るために一度来てみてはいかがでしょうか。